13. 警報装置

  

 センサー付きの鉄条網と連動していたと思われる警報装置です。亡命者が鉄条網を越えようとしてアラームが発せられると、司令部監視塔に信号が伝わるのと同時に、この警報機も作動したようです。右の写真のように支柱の上部に赤、緑の回転灯とサイレンのスピーカーが取り付けられているのが見えます。亡命体験者によると、無人地帯を横切って逃げている際に実際にサイレンが鳴り、ランプが点滅していたといいます。

 左の写真の場所は無人地帯の幅が狭いために、警報装置の背後に本来の形の鉄条網がありません。しかし、白い壁の上に見える8本の有刺鉄線がセンサーとつながっていて、警報装置と連動していたと見られます。