8. バリケード

 これもまた車両による無人地帯突破を妨害するためのものです。効果的な車両妨害装置としては「車両妨害溝(車落とし)」がありましたが、ずっと車落としが続いていると、壁の修復工事などを行う際などに警備隊やショベルカーやトラックなどの車両が壁に近付くことができません。こういう場合に壁に近付くための通路として、車落としが部分的に途切れている所がありました。このような場所に主にバリケードが置かれていました。
 バリケードは、古い鉄道レールとみられる金属を重ねた棒を3本組み合わせて作られていました。
 また地形的に車両妨害溝(車落とし)が作れないような所などにもバリケードが設置されていました。下の写真は本来の壁に当たる部分が金網になっており、その金網越しに撮影したものです。金網と、その向こう側に見える白い壁の間が無人地帯なのですが、ご覧の通り狭いためにバリケードで封鎖を補ったと考えられます。