◆CD-ROM "Interzone"◆

(インターツォーネ)



 ベルリン在住のメディア・クリエーターであるフランツ・ヨーン(Franz John)氏が、壁を題材にCD-ROMを作りました。ヨーン氏は壁が開いて間もない1990年2月、ビデオカメラ片手に自転車で壁の裏、つまり無人地帯を走りました。実に160キロ以上に及ぶ距離を撮影しながら走破したのでした。壁が開いたとはいっても、直後のことなので、まだ無人地帯では東ドイツの国境警備隊による監視が行われており、逮捕こそされませんでしたが、警備兵に呼び止められたりしたこともあったといいます。

 Interzone とは、西側と東側にある2枚の壁に挟まれた場所、すなわち「無人地帯」の意味です。壁崩壊前なら東側の人はもちろん、西側の市民だって入ることはできなかった禁断の地です。まさに彼にとって冒険でしたが、この壁の間に興味を持ったために160キロを走り通したそうです。CD-ROMは、このビデオをもとに作成され、隠された仕掛け(効果)を探していくゲームのような内容です。

 このCDの中で私がベルリンの壁で撮影した犬、ウサギの写真が使用されています。ちょっと分かりにくいですが、下の写真はCDで見られる一場面で、無人地帯の監視に投入された軍用犬を写したものです。



(画像をクリックすると拡大した写真に飛びます)

ヨーン氏のCD−ROMホームページ(ドイツ語)

[広場に戻る] [Home]