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縫製工のギュンター・リトフィン(24)は西ベルリンへ亡命しようとして、東ベルリン・フリードリッヒ通り駅から走って逃げ、数百メートル先の境界線を目指した。駅を警備していた東ドイツ警官が後を追いかける。リトフィンは境界線のシュプレー川までたどりついた。警官は「止まれ!」と叫び警告射撃を2発放った。それでもリトフィンは川に飛び込み、なおも泳いで西ベルリンへ渡ろうとした。警官は今度はリトフィンに照準を合わせ2発射撃、命中しリトフィンは水中に沈んだ。2時間後、彼の遺体は東ドイツ側により引き上げられ搬出されたという。 ちなみに、ここではシュプレー川自体は東ベルリンに属しており、彼は川を渡りきらないと西ベルリンに到達したとはいえない状況だった。リトフィンの墓標は川岸の道路沿いに建てられていて、「ここで壁最初の犠牲者死す」と刻まれている。 |

リトフィンの墓標。写真右手にシュプレー川が少し見える