8月14日 東ドイツの職域戦闘部隊がブランデンブルク門前に立ち並び封鎖をアピール

 正規軍ではないが、職場ごとの軍隊組織が東ドイツにはあった。「武装民兵」ともいえる存在だったが、組織の性格上、平均年齢は高く40〜50歳の中年が中心だったとされる。この職域戦闘部隊約100人がベルリンの象徴であるブランデンブルク門に参集、門の前にズラリと立ち並んだ。実弾が入っているかは不明だが、いずれも軽機関銃などで武装している。西側に対して、東ドイツの労働者階級が境界を死守するという意思を見せつけるためのデモンストレーションだ。上の写真、右側に並んでいるのが職域戦闘部隊の隊員らで、その背後(左側)には東ドイツの放水車や装甲車が待機、西ベルリン市民による抗議行動に備えている。さらに画面の左外側にブランデンブルク門がある。

 下の写真は立ち並ぶ隊員を後ろから撮影したもの。数十メートル先には詰め掛けた西ベルリン市民の姿も多数見える。


(写真はいずれも旧東ドイツ発行の「図解 歴史ノート17 8月13日」より)