8月13日午前5時00分 米ワシントンの国務省に電話で連絡

 現地からの電話連絡が米政府に入った第一報で、ワシントン時間の深夜、国務省ベルリン局のジョン・アウスランドが受けた。その4時間後、今度はCIAベルリン本部から暗号電報が届いた。受けたのは、やはりアウスランドだった。「至急、大統領に報告すべき内容」という注意書きがしてあったため、彼は慌てて暗号解読表を探し回った。ようやく見つけて電報を解読すると書いてあったのは「境界封鎖」。アウスランドは、どっと疲れが出たという。単に境界が封鎖されることは、アメリカの利益には特段の影響がないため、ワシントンではそんなに重大視されなかったからとみられる。