8月11日 東ドイツ国会(人民議会)が亡命者を食い止めるための対策をとるよう閣僚評議会に委任

 東ドイツ国会(人民議会)は、西ベルリンとの境界が開いていることにより亡命者が絶えない事態を、「ヨーロッパの平和が脅かされている」と表現して、平和を確保するためにあらゆる手段を講じるよう閣僚評議会に委ねた。亡命者が多発することは「西ドイツ、西ベルリンによる人さらい」として西側を非難している。

 あらゆる手段で平和を確保することを委ねられた閣僚評議会は、その後、「社会主義と資本主義を隔てる境界線を、信頼できる管理下に置く」ことを決めた。すなわち西ベルリン封鎖を正式に決定したのである。