テュフ ラインランド ジャパン社(横浜)



 製品試験やISO認証などを行う「テュフ ラインランド ジャパン社」のテクノロジーセンター(横浜市都筑区)。壁1基が同センター玄関前のスペースに置かれていて、一般公開されています。この壁はクロイツベルク地区ヴァルデマール通りにあったもので、描かれている絵は壁アーチストとして有名なフランス人、ティエリー・ノワール氏によるものです。ドイツ系企業である同社は、自由と平和を願いこの壁を取得、2005年11月9日にノワール氏らを招き除幕式を行いました。表面の絵は壁崩壊後にベルリン市民らにより削り取られてしまいましたが、除幕前に来日したノワール氏が復元しました。



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 展示されている壁の左側には説明板があり、ベルリンの壁について日本語と英語で記述されています。真ん中の写真は、壁の手前5メートルの地点に埋められたもので、「Borderline(境界線)」を示しています。これはベルリンの壁が実際の境界線より数メートル東側に引っ込んだ場所に立っていたことを表しています。右上の写真は壁を裏側から見たところ。交差点に面した場所にあり、誰でも見ることができます。



©TÜV Rheinland Japan Ltd.

 除幕式で壁について語るティエリー・ノワール氏。右の写真は、除幕後に自身の絵の下にサインを書き込むノワール氏と、サイン。(写真はテュフ ラインランド ジャパン社提供)


 横浜に展示されている壁がもともと立っていたクロイツベルク地区のヴァルデマール通り。イースター島のモアイ像のような絵がノワール氏のオリジナルの作品です。顔を横から見た形で、大きな目に唇があったりなかったり。ユーモラスな表情が特徴です。彼はこの形の絵を得意としており各地の壁に描いていました。この写真にある絵は、日本でも大ヒットした映画「ベルリン・天使の詩」撮影のために、ノワール氏が描いたものといいます。1987年2月、氷点下12度まで冷え込む中、半日で完成させたそうです。

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