マルホ(株)彦根工場



 医薬品などの研究・開発・製造を事業とするマルホ(株)(本社・大阪)の彦根工場(滋賀県)に置かれています。壁が崩壊した1989年、提携しているドイツの会社から寄贈され、90年7月から展示しています。チェックポイント・チャーリーから左の方向へ向かって28番目のブロックでした。下の写真で分かる通り、壁の裏には「28」とスプレーでペイントされています。






 上の2枚の写真は、この壁がオリジナルであることの証明書・メダルと、この壁の由来が記された銘板です。それぞれ壁の背後と手前に掲示されています。また下の写真は、この壁が置かれていた場所などを示した地図で、当時のベルリン市内での位置関係も分かるようになっています。


 この壁は当初は屋外に置かれていましたが、風雨にさらされることで劣化が進むと判断した同社は、屋内への移転を計画し、2007年7月に事務棟ロビーに移設しました。地面に埋めていた底部を掘り出し、傷つけないよう慎重に運び、特に事務棟内に搬入するときには、玄関を通り抜けるのがギリギリのサイズだったため、より神経を使ったといいます。また、移設に際して、壁に描かれている落書きを保護するとともに、経年変化を抑えるため、表面にコーティングを施す念の入れよう。壁に対する深い思いがうかがえます。下の3枚の写真は壁を移動した時の作業の様子です(いずれも同社提供)。なお壁見学を希望される方は、マルホ社(広報部06-6371-8831)に問い合わせてください。

        
©マルホ(株)

[マルホ社HPに掲載されている壁] [Back] [Home]